AMMIレベルとは

AAMIが定めるバリア性の等級

AAMIレベルとは、米国医療機器振興協会(Association for the Advancement of Medical Instrumentation)が定める、ガウンやドレープ等のバリア性能を4段階で示した世界的な基準です。手技や予測される手術時間、血液量等に応じて適切なバリア性能を備えたガウンやドレープを選択することが、医療従事者への感染リスクを軽減します。

AAMIレベル 素材の特徴 臨床上の目安*
予測される
血液量等
ドレープ・ガウンに
かかる圧力
予測される
手術時間
手術の種類
レベル4 全く浸透しない 多量
≧500mL
大きい ≧3時間 肝膵切除術
整形関節手術
人工血管置換術
帝王切開術
レベル3 ほぼ浸透しない 中程度
100~500mL
中程度 1~3時間 胆管切除/胆のう摘出術
乳房切除術
開腹手術
観血的整復固定術
レベル2 浸透が
ある程度ある
少量
≦100mL
中程度 <1時間 鏡視下手術
ヘルニア手術
白内障眼内レンズ挿入術
レベル1 すぐに浸透する 極少量 極小 極短時間 極短時間の手術

*手術前、血液量等はあくまで目安です。実際の手技や感染症の有無により異なります。

感染リスクを軽減するためのドレープ・ガウンの適正使用

手術用ガウン・ドレープを使用する目的

 SSI(手術部位感染)予防のため

 医療従事者の安全を確保するため

米国CDCの「SSI (手術部位感染)予防のためのガイドライン」

手術用ガウン・ドレープに関して、以下のことを記載しています。

  1. 術野を感染の潜在的な原因である細菌から防御するのに有効
  2. 医療従事者が感染性物質に暴露する危険性を低減する
  3. 体液およびウイルスに対して不浸透な素材を用いるべきである

SSIリスクおよび医療従事者への感染を予防する対策として

手術手技や手術時間、予測される出血量等に応じて必要なバリア性を満たした手術用ガウン・ドレープを適切に選択、使用することが大切です。

手術用ガウン・ドレープを適切に選択、使用するためにAAMIレベルに沿って適切に使用することを推奨します。

メドライン 医療用不織布製品 ラインアップ

■ 手術用ガウン

AAMIレベル 製品名 製品特徴
レベル4 ■ スマートIQガウン
■ スマートHPガウン
■ プリベンションプラスガウン
血液や血液由来の病原菌を遮断する不浸過性のガウンですが、蒸気は透過します。
レベル3 ■ スマートガウン SMS素材で、高バリア性が特徴のガウンです。
レベル2

■ エッセンシャルガウン
■ エクリプス サージカルガウン

着心地の良さを追求したSMS素材で、滑りにくさと防御機能を備えたガウンです。
レベル1

■ サージカルドレープ

AAMIレベル 製品名 製品特徴
レベル4 ■ ティブロンドレープ
■ ティブロン補強ドレープ
吸水性、防水性、低リント、強度を兼ね備えた最先端のドレープです。
レベル3 ■ スパンレース補強ドレープ スパンレスドレープの開窓部分をスパンレース素材で補強したドレープです。
レベル2
レベル1 ■ スパンレースドレープ(撥水性) 最低限のバリア性を持ったドレープです。パルプとポリエステルから作られる「第一世代」と呼ばれるドレープです。